タスクはVSCodeの機能。 任意のコマンドをタスクとして登録しておいて、VSCode上から実行できる。 よくある使い方としてはビルドタスク・テストタスクを登録して使うことが挙げられる。
今回はフォルダーを開いたときに自動的にタスクを実行する設定を説明する。
タスクを追加する
自動タスクとして設定する
tasks
内に次のオブジェクトを追加する。
"runOptions": { "runOn": "folderOpen" }
自動タスクを許可する
コマンドパレットで自動タスクの管理を呼び出し、自動タスクを許可する。
自動タスクを手動で実行すると、自動タスクを許可するかどうか聞くダイアログが出る。
活用法
VSCodeでフォルダーを開いているとき、自動ビルドするようにします。 一部のビルドコマンドには、ファイルの更新を監視して、更新されたら自動でビルドするものがあります。 そういうコマンドを自動タスクにします。
例えばtsc --watch
, rollup --watch
を実行します。
私が今作業しているリポジトリも、VSCodeでフォルダを開くと自動でTypeScriptがJavaScriptにトランスコンパイルさせています。